2022-01-20 破片 愛してる愛してる愛してる愛してる こんなに薄っぺらくてこんなに重たい言葉をこんなに私は叫びたい なのに世界は、君は、私はそれを許さない いつも吸っているはずの空気が苦い日を重ねるごとに息をするごとに死んでいく 君が輝きを増すたびに私は暗さを纏うそれがどうしても不公平に思えて嗚咽する どうして私だけ泣くことも叫ぶことも愛することも許されないのだろう